雑誌「LIVES」「MY HOME100選vol17」&ダイキン

ずいぶん、ブログの更新をご無沙汰してしまった。

1月に 扶桑社から発売された
「MY HOME100選vol17  自分らしい暮らしが見つかる家の本」に
小野市のVectorが再掲載。

今月発売の「LIVES」では、ダイキンのページで私のインタヴュー記事の掲載。

これは民家計画クレジットで進行しているリノベーション工事「トキワ桜之荘」が
ダイキン工業の「ハウジングエアコン リノベーションモニターキャンペーン」
においてモニターとして選ばれたことから派生したインタヴューで
現在ダイキンのホームページhttp://www.daikinaircon.com/sumai/aircon/housing/renovation/campaign/index.htmlでは、
私と施主のインタヴューまで掲載されている。
これから工事中、そして完成後とレポートされていく。

是非 ご一読を!

LIVES

ごあいさつ

新しい年が始まりました。

常に自らを律し
明るく前向きな一年を送ること

そんな原点的なフレーズに
心が止まる年の始まりであります。

昨年後半は
ブログ、フェイスブック等でもお伝えしてきましたが
民家計画作品を含め、作品の完成が重なりました。
植栽の葉が落ち始め
竣工写真を取るタイミングを逃してしまいましたが
今春、初夏にはお披露目したいと考えています。

今年もしっかりとモノづくりに励みたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

庭

N邸現場監理7

現場は足場が外れた。
緊張の瞬間だ。

完成に向けての微妙な調整、
そんな項目が頭を巡る。
しばらく全面道路を行ったり来たり
うろうろしている。

ここから重要になってくるのが
植栽の必要かつ最低限の在り方だ。
目線を遮るバリアとしての機能性も今回は依存度が高い。

外構全般の仕様について
確認を済ませる。

暑さの峠は越えたようだ。
それでも2時間半程度の打合せが終わると
500ミリリットルの炭酸水を飲み干したくなる。

現場監理13

N邸 現場監理6

連日、現場が茹だっている。
仕上げ段階に入ると内部も窓が開けにくかったりで
風通しが悪く、じっとしているだけでも汗が噴き出してくる。

珍しく外壁の一部にタイルを貼っている。
レンガ調のタイルだ。(それもめずらしいが・・)
20センチの長さに対して2センチの幅の細長いタイルで
貼るのに手間がかかる。

モザイクタイルなど小さいタイルは
シート張りにして作業を簡略化するのだが
今回は開口部や上下のエンド部分の関係で
微妙に目地を調整したりする必要があり
一枚ずつ貼ってもらっている。

微妙な割り付けが難しい作業。
しかもそれを陽射しがまともな南側の外壁面で行っている。

設計事務所の仕事は
こんなひとつひとつに手間がかかる作業の集積だ。
こうした現場の努力で作品が完成するのである。

現場監理11

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N邸 現場監理5

3~4人家族の想定になれば
60坪前後の土地の広さなら
2階建が前提になる。

コストを考えれば
1階と2階の面積を同じにした
直方体にするのが合理的だといえる。

N邸はそんな直方体が基本形になっている。
しかし出来上がって全面道路を歩いてみると
この住宅にそんなカタチの印象はないだろう。

片流れの平屋とパーゴラが連動して
玄関前の小さなアーケードを形作っているからだ。
ヒューマンなスケールの平屋観が
この住宅の特徴だ。

多様なデザインが並ぶ
新興住宅街の通りの中で
尖がらずに静かに語る建物を創っている。

梅雨が明けたら
外装の仕上げ作業も始まる。

現場監理10

N邸現場監理4 断熱材 床材

断熱材は隙間なく連続させることが肝要だ。
また室内の湿気が壁体内に浸入することで
内部結露をおこす可能性がUPすることから
防湿フィルムが隙間なく貼られていることも重要になる。

袋入りのロックウールやグラスウールを
綿密に充填する事が一般的でリーズナブルだ。
ただフィルムの厚みや隙間なく連続させることが難しい局面も出てくる。

この現場では
フィルムに包まれていない弾力性のある断熱材
(アクリアウールR2.6 旭ファイバーグラス)を
隙間なく詰め込み、その後防湿フィルムを貼っている。

施工精度はこの手順が一番いいのではないだろうか。

現場監理9

床材フローリングの施工も始まっている。
今回採用したのは、ニッシンイクスの
ナラ120幅ラスティックブラシ仕上げ。
表面にうづくり加工を施し
触ると繊維にそって微妙にデコボコ(ホントに微妙に)になっている。

張られたフローリングの間に白い紙の札のようなものが見える。
これは膨張による突き上げを防ぐためのスペーサーだ。

無垢材だから年間を通して膨張収縮がある。
壁際では5㎜程度隙間を空けて貼り始めるのだが
フローリングとフローリングの間にも
このようにスペーサーをかまして施工している。

ひとつひとつ
手間暇をかけて造られていく。
彼らの努力が欠かせないのだ。

現場監理8

N邸 現場監理3 金物検査

現場監理7

上棟の後
梅雨の雨対策もあり
水の浸入を防ぐべく
サッシの取り付けや外壁の下地など
外回りの工事が急ピッチに進んでいる。

まだ無防備なこの時期
最近の極端な雨の影響がないとも限らない。
これから閉ざされていく構造材や下地材、
不用意に濡らしたくはない。

構造設計担当の構造家による金物検査に続き
民間検査機構の中間検査も完了。

現場監理6

現場監理5

そろそろ材料や設備などの発注で
決定しなければならない項目が増えてくる。

情報の整理が肝心なシーズンが始まる。
気を引き締めていこう。

N邸 祝上棟

自宅に戻ると「顔が赤い!」と言われた。
今日はそれ程天気が良かった。

昼前に現場に入った時点で
すでに2階の柱までが完了しており
建物のヴォリュームがほぼ姿を現していた。

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施工のあかい工房さんは
棟の納めを施主にお願いしている。
施主が建前の作業に参加するという、
想い出に残るとてもいい習慣だと思う。

いつもなら夕刻の作業だが
今日は2時過ぎには棟が納まった。

テキパキとした大工さんたちの作業で
少しづつ形が現れるこの瞬間、ワクワクする。
何度経験しても棟上げは楽しい。

出来上がってしまえば
記憶の圏外に追いやられてしまう姿だけど
こんな状態から、コツコツと作り上げられていく、
記念すべき始まりの形だ。

10月の完成を目指す。

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絹延橋うどん研究所 テレビ放送

先日、らせん階段を付けたばかりの
絹延橋うどん研究所。

ちょくちょく雑誌やTVで取り上げられてはいるようで
先日もTV取材があったとのこと。

かんさい情報ネット ten. という番組の
おでかけコンシェルジュ というコーナーで紹介されるとのこと。
5月26日(火)6時25分頃に放映されるようです。

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N邸 現場監理2 配筋検査

掘削が終わると
ベタ基礎を施工するために
地面をモルタルで基礎底の形に成形する。
そこに墨で基礎平面を描き起こして
鉄筋を並べて行くという作業に移る。

現場監理3現場監理2

施主にとってはまだ分かりにくい工程で
図面を見ても一通り説明しても
「・・・・・・」といった雰囲気になりがちだが
今回施主にはとっても興味津々に作業を見学いただけた。
現場の中に入り、近くで様子をうかがい
説明に大きく反応してくれるので
なんだか嬉しくなる。

出来上がってしまえば
基礎はもとより中の鉄筋など目にすることは無くなる。
こんな工程が材料が家を支えているという記憶は
きっと今後の安心材料になるだろう。

そして鉄筋が組み終わり
構造家による配筋検査が実施された。
素直な敷地であることも手伝い
とても整然とキレイに組まれた鉄筋は
見ていても気持ちがいい。

現場監理4